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<リーガル英語企業研修> 企業人のための英文契約書の読み方・基礎講座

実社会で目にする幾つかの英文契約書を例文として取り上げ、
      英文契約書を読み解く際の要点を詳しく説明致します。


五月女先生 本講座は、8つの英文契約書の読み方について8回にわたり講義します。
各種の英文契約書を読み解く技術を、比較的短期間で身に付けることができます。
講座は前期4回、後期4回となり、どちらか一方でも受講いただけます。

この講座では、産業界で実務として使用頻度の高いタイプの英文国際契約書を教材として取り上げています。 そして、これらの教材契約書は、実際に実務として使われていた契約書を、関係者の了解を頂いた上で中身を替え、翻案し、具体的な条件や固有名詞を変え、本講座のために使用しています。

講師
レベル
曜日時間
開講日
受講料(税別)
五月女穰
(さおとめみのる)
初級
毎週水曜日
15:00-17:00
(全8回)
2019年7月3日
50,000円

*入学金のお支払いの必要はございません。

*前期(4回)又は後期(4回)のどちらかでの受講料金はそれぞれ 30,000 円(税別)となります。

 

【前期日程】 2019 年

第 1 回: 7 月 3 日、第 2 回: 7 月 10 日、第 3 回: 7 月 17 日、第 4 回: 7 月 24 日(全 4 回)

(会場: BABEL UNIVERSITY 吉祥寺又は ZOOM (オンライン))

 

【後期日程】 2019 年

第 5 回: 9 月 4 日、第 6 回: 9 月 11 日、第 7 回: 9 月 18 日、第 8 回: 9 月 25 日(全 4 回)

(会場: BABEL UNIVERSITY 吉祥寺又は ZOOM (オンライン))


【カリキュラム】
前期

第1回: 秘密保持契約の読み方

1.秘密保持契約及び秘密保持条項が使われる頻度
2.契約の標題、導入部,前文(Whereas Clause)
3.秘密保持義務の規定、秘密保持義務の除外例、追加的な除外3項目
4.秘密保持義務以外の必要な制限 5.保証及び表明事項
6.不拘束条項、
7.対価
8.契約解除の場合の金銭賠償又は差止命令
9.契約期間の終了、契約期間終了後に存続する義務
10.一般条項

第2回: 国際商品売買契約の読み方

1. 国際商品売買契約の特質 
2. 冒頭文言・前文・約因文言、当事者関係
3.商品の販売 
4.船積み及び危険負担 
5.価格及び支払条件、税金及び賦課金 
6.検査及び品質保証
7.譲渡禁止、時間厳守 
8.一般条項

第3回: 総販売店契約の読み方

1.冒頭文言、前文、定義 
2.指名
3.年間最低数量、競合製品、販売地域外への再販売、情報の提供
4.当事者間の関係、組織変更
5.注文及び個別契約、価格、支払及び通貨、引渡し、型式及び設計の変更
6.検査、保証、ユーザーからの苦情 
7.工業所有権、商号及び商標
8.一般条項

第4回: 商標ライセンス契約の読み方

1.商標の機能、商標(Trademark), サービス・マーク(Service Mark)
2.アメリカにおける登録商標の制度
3.実施権(ライセンス)、サブライセンス権の有無
4.対価、ロイヤルティー(Royalty)の種類 
5.権利の留保、監査
6.商標の使用方法 
7.商標権 
8.「契約品」の販売
9.期間、終了、契約終了の結果 
10.一般条項


【カリキュラム】
後期

第5回: 特許ライセンス契約の読み方

1.ライセンスの許諾
許諾、存続期間及び範囲、適用範囲、許諾期間、対象地域、実施権を与える能力、共同発明、No Warranty、宣伝
2.ロイヤルティ(Royalty)の支払  
当初支払(Initial Payment),ミニマム・ロイヤルティ(Minimum Royalty), 追加支払(Further Payment), 期間終了後の
ロイヤルティ
3.契約終了
期間満期、契約違反による終了、自由意志による終了、相手方の信用
不安による終了
4.一般条項

第6回: 株式売買契約の読み方

1.定義
2.株式の移転
3.クロージング(closing) 取引完結
4.売主の表明
5.買主の表明と保証
6.義務に関する前提条件
7.施設への立入り、買収監査(Due Diligence),対政府報告に関する情報
8.表明事項の存続、税金及び経費、譲渡禁止
9.一般条項

第7回: 合弁事業契約の読み方

1.合弁事業契約の重要ポイント
株主及び株主総会の権限と機能、取締役及び取締役会の権限と機能、 執行役員の権限と機能、合弁事業会社から脱退する場合の株式の売却
2.新会社の設立、新会社の名称、目的及び資本金
3.株式の引受、株式の払込み、新株引受権、株式譲渡制限
4.定款(Article of Incorporation)及び付属定款(By Laws)
5.株主総会、取締役会、執行役員
6.当事者の事前の合意
7.新会社の工場、機器の供給、技術援助、部品の供給、製品の販売
8.会計帳簿監査の権利、借入及び保証
9.競業避止約定
10.一般条項

第8回: 米国不動産売買契約の読み方

1.英米法における不動産の概念国際不動産取引と準拠法規定との関係
2.Fee Simple Title、Easement(地役権)
3.購入価格、米国不動産取引における「クロージング」について
4.不動産調査(Title Survey)、不動産の表示方法
5.権原保険(Title Insurance)、Liens 及びEncumbrance、
現況ベース取引(as is basis)取引とは
6. 建物使用許可証(Certificate of Occupancy)
7.買主の検査権、買主による財産の承認
8.環境問題 9.売主の表明・保証、買主の表明・保証
10.不動産取引における免責条項 11.取引終結
12.一般条項


講師からのメッセージ

世の中のグローバル化に伴い、ビジネスに限らず芸術、スポーツ等あらゆる分野で海外との接点が増えて来ており、必然的に英文契約書を取り交わす場面も数多く見られるようになりました。
日本とは異なる文化、法体系、商慣習等を有する外国から英文の契約書を受け取った場合、どこにポイントを置いてその契約書を精査すれば良いのか、又相手方とお互いに納得出来る契約を締結するには何に重点を置いて交渉すれば良いのか、等を理解した上で契約交渉に臨むことが必要となります。本セミナーでは、第一弾として実社会で頻繁に目にする、秘密保持契約、国際商品売買契約、総販売店契約、及び商標ライセンス契約の四つの契約を取り上げ、各契約の重点項目を説明致します。本セミミナーを受講されれば日本側で英文契約書を作成し、相手方に送付する場合にも役に立つのではないかと確信しております。

五月女穣 (さおとめ みのる)
早稲田大学第一法学部卒、総合商社にて海外営業、海外法務に携わる。バベルにて法律翻訳に必要な知識・技法を習得。現在バベルにて、リーガル部門の通学・オンライン講座の講師を務める。

会場


〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町 2-13-18
TEL:0422-45-0139/FAX:0422-40-4877

※JR線・京王井の頭線 吉祥寺駅公園口(南口) 徒歩3分
→井ノ頭通りに出て左方向へ直進。東進ハイスクール本館向かい。井ノ頭通り沿い。


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