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シラバス
講座名称 英語史
コンピテンス区分 カルチュラル
履修年次 1、2年次共通
専攻/単位区分 第1、第2、第3専攻/選択
単位数 2
講義回数 16回
プロフェッサー 池田 真

<プロフェッサー紹介>
早稲田大学政治経済学部経済学科卒業(1988)。上智大学文学部英文学科卒業(1990)。英国リーズ大学大学院英語英文学科研究科留学。上智大学大学院文学研究科修士(1992)。上智大学文学研究科博士(1997)。キングスカレッジロンドン英語教育応用言語学修士(2008)。桐朋学園大学、早稲田大学、京都大学大学院非常勤講師を経て、上智大学文学部准教授。著書に「21世紀イギリス文化を知る辞典」「快読英文法」「The Encounter English」など。論文多数。専門は英文法史。バベル翻訳大学院にて2010年より遠隔教育にかかわる。
講義概要 英語が、印欧祖語→ゲルマン語→古英語→中英語→近代英語と辿ってきた変化の道を、外面史(政治・経済・社会の動きなど)と内面史(語彙・文法・発音・綴り)を絡めて講義する。
講座の目的
(コースオブジェクティブ)
本講座の目的は、英語と他の印欧語(特にドイツ語、フランス語、ギリシャ語、ラテン語)との関係、現在では不規則とされる事柄の史的解明などを通じて、英語の言語的特徴(語彙・文法・発音・綴りや本質を学生に明確に理解させることにある。
講座の学習成果
(ラーニングアウトカム) 
本講座を修了した学生は、英語と他の印欧語及びその歴史を通じて英語の言語的特徴を理解することができる。 
講義の進行システム 1) 基本書となるテキストを読む。
2) 音声講義を聴き、テキストと講義メモの内容を理解する。
3) 課題を提出し、各自の習得度を確認する。
4) Q&Aを通じて疑問点を解消する。
テキスト スタンダード英語講座 『§3英語の歴史 』(渡部昇一 責任編集、大修館書店、 )及びWEB上の講義メモ
コースアウトライン
以下に示すように、16講の講義を行う。
受講生は受講指示書に従い学習を進める。
その次第は以下の通りである。
1) 指定されたテキストの該当ページを講義前に読み、その課の学習テーマの輪郭をつかむ。
2) 講義メモを参照しつつ、講義を聴く。
3) 各講で習得すべき事項の理解度を見るために、各講に与えられた課題を提出する。
4) 課題の解答を参照して、各講の学習テーマを更に確認する。

 講番号 講の標題 履修内容の概要
第1講 英語のルーツ1
(印欧語と比較言語学)
1) 印欧語の発見
2) 比較言語学の誕生
3) 印欧語の言語系統図
第2講 英語のルーツ2
(音韻変化と印欧語の故郷)
1) グリムの法則
2) 印欧語の故郷
第3講 英語のルーツ3
(ブリテン島の支配民族とその影響)
1) ブリテン島の先住民
2) ゲルマン人の定住
3) ケルト語・ラテン語の影響
4) ブリテン島の国名の語源
5) 父称
第4講 古英語の時代 1
(時代区分と読み方)
1) 英語史の時代区分
2) 古英語の文字と発音
3) 古英語の「主の祈り」 
第5講 古英語の時代 2
(語形論) 
1) 文法形式から見た屈折言語の分類
2) 名詞の屈折
3) 動詞の屈折 
第6講 古英語の時代 3
(統語論) 
1) 語順
2) 言語変化の方向
3) 叙想法 
第7講 古英語の時代 4
(語彙) 
1) 古英語の語彙
2) キリスト教の布教
3) ラテン語からの借用語 
第8講 古英語の時代 5
(ヴァイキングの影響) 
1) ヴァイキングの襲来
2) 語彙への影響
3) 文法への影響 
第9講 中英語の時代 1
(ノルマン征服と文法) 
1) ノルマン征服と英語復活のプロセス
2) 文法の変化
第10講 中英語の時代 2
(語彙その1) 
1) フランス語からの借用語
2) 英語に入ったフランス語の種類
3) フランス語からの借用時期
第11講 中英語の時代 3
(語彙その2) 
1) ラテン語からの借用語
2) 三層をなす同意語
3) 英語の「大和言葉」と「漢語」
第12講 中英語の時代 4
(方言と実例)
1) 中英語の方言
2) 中英語の実例
第13講 近代英語の時代 1
(標準英語と発音の変化)
1) 標準英語の成立
2) 大母音推移
第14講 近代英語の時代 2
(ルネサンス・宗教改革・語彙)
1) 2つのR(ルネサンス・宗教改革)と2つの国語観
2) ラテン語・ギリシャ語からの借用語
3) 英語の非民主的性格
4) ルネサンス綴字
第15講 近代英語の時代 3
(綴り)
1) シェイクスピアの英語
2) 古典主義時代とは
3) 綴字問題(表音主義と慣習主義)
第16講 近代英語の時代 4
(辞書と文法) 
1) 英語アカデミー運動
2) ジョンソン博士の辞書
3) 規範文法の成立
評価方法/修了要件 ●提出課題 全16回 (全課題提出が必須)

この科目は、最終試験はありません。
単位認定の評価は、提出された課題の内容を5段階で評価します。
評価 得点
A 85〜100
B 70〜84
C 60〜69
D 50〜59
F 49以下
各講ごとの提出物は、評価シート(評価点数及び評価コメント)と添削(赤字表示)を付してお返しします。

●修了要件 --- B以上
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Revised in November 2012