シラバス
講座名称 特許翻訳レベルI(英日) (Course No:52065)
講義回数 16回
プロフェッサー 奥田百子

<プロフェッサー紹介>
慶応義塾大学法学部卒業。西ドイツ銀行勤務を経て弁理士登録。国際特許事務所にて10年以上の勤務を経て現在奥田国際事務所パートナー。日本弁理士会の国際活動委員会、海外協力委員会副委員長(2001-2002)。工業所有権審議会委員(2005-2007)。弁理士活動の中心は一貫して国際特許出題及び内外―特許庁との折衝業務。講演著作活動も多く特許関係で7冊以上の著書を出版。並行して特許に関連する翻訳も行い特許明細、特許公報、中間書類、準備書面、答弁書、意見書等の翻訳など数百件の実績がある。知的財産翻訳の専門家として2010年よりバベル翻訳大学院にて遠隔教育に従事。
講義概要 英文の特許明細書を日本文に翻訳する際に翻訳者が心得ておくべき技術を演習を中心に学ぶ。
講座の目的
(コースオブジェクティブ)
本講座の目的は、特許英日翻訳を中心に特許検索の仕方、日本と外国の特許庁のホームページの閲覧方法、翻訳に頻出する単語熟語及びクレーム(特許出題の範囲)の翻訳など特許翻訳に必要な知識とスキルを身につけさせることにある。
講座の学習成果
(ラーニングアウトカム) 
本講座を修了した学生は特許庁に提出する出願明細書その他特許関連書類を正確且つ適切に翻訳することができるようになる。 
講義の進行システム 1) 基本書となるテキストを読む。
2) 音声講義を聴き、テキストと講義メモの内容を理解する。
3) 課題を提出し、各自の習得度を確認する。
4) Q&Aを通じて疑問点を解消する。
配布物(テキスト他) バベルオリジナルテキスト
*本コースのためのプロフェッサーのオリジナル執筆。バベル翻訳大学院著作権保有。
コースアウトライン
 講番号 履修内容の概要
第1講 特許手続における特許翻訳の位置づけ
第2講 特許手続における特許翻訳の位置づけ
第3講 特許英語で和訳が必要とされる局面
和訳の必要な書類
リサーチの方法
第4講 特許英語で和訳が必要とされる局面
和訳の必要な書類
リサーチの方法
第5講 無生物主語
前置詞、冠詞
訳しにくい用語、フレーズ
特許英語特有の単語
第6講 無生物主語
前置詞、冠詞
訳しにくい用語、フレーズ
特許英語特有の単語
第7講 特許公報の概観
第8講 特許公報の概観
第9講 ギフト包装パッケージ及びその使用方法
第10講 防水性で、通気性のある衣料用品
第11講 食品組成物および関連する方法
第12講 眼鏡バイザー兼ケース
第13講 トウモロコシ茎パルプ製造方法、およびトウモロコシ茎パルプからの製紙方法
第14講 特許中間書類
第15講 米国特許法、米国特許審査基準(MPEP)を訳してみよう
第16講 米国特許法、米国特許審査基準(MPEP)を訳してみよう
修了要件 1. 全課題提出
2. 最終試験の評価がB以上
評価 得点
A 85〜100
B 70〜84
C 60〜69
D 50〜59
F 49以下
各講ごとの提出物は、評価シート(評価点数及び評価コメント)と添削及び解説を付してお返しします。

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Last Revised in September 2016