Three Black Boys

Three Black Boys

プレゼンテーションデータ

ニューヨークの大都会を舞台に繰り広げられる人間ドラマ。複雑な問題や社会の闇の部分を描いた若手作家ザンバ・トムソンのデビュー作。
インドから移民としてやってきて、ニューヨークのクイーンズ区南部、ジャマイカ地区に住むバビタ・ハリスはある日、黒熱病感染と診断される。余命数ヶ月との宣告を受けたバビタには、肝移植の手術しか生きるチャンスは残されていない。しかしバビタには健康保険がなく、膨大な手術費用を払う術もない。
バビタの一人息子バーンズは母親の命を救うため、友人二人の手を借りて手術費用を稼ごうとするが、彼らが選んだのは最も危険な方法だった。熱い友情で結ばれた彼ら3人の行く手には思いもよらない出来事が待ち構えていた。
[Kirkus Discoveries Review書評より]
東アフリカ生まれの著者が描く、都会の貧困層の若者の苦悩を描いた作品。
舞台はニューヨークの、通称ヴェルトと呼ばれるゲットー。そこは悪名高きギャングの本拠地で、高校を中退した若者や麻薬と銃の売人がはびこる街。デムズは裕福な家柄の出身で成績優秀な高校生だが、年下のベイカーとゲットー育ちのバーンズがヘロインや銃を密売している影響を受け、自らもマリファナの売人をしている。3人と親交のあった近所の友人で、若くしてあちこちの州で指名手配されていた青年がギャングの抗争のために撃たれて死んだり、この界隈ではそういった種類のトラブルが絶えない。
ある日、バーンズの母親が黒熱病と診断される。治療薬もなく、母親の命を助けるには肝移植が必要だが、保険がなく高額な手術費用が払えない。そこでバーンズは友人たちとともに危険な賭けに出ることに。
一方、同じ街に住むウクライナ出身のニコライはロースクールに通い、弁護士になるため勉強をしていた。父親が営む食料雑貨店は度々強盗に遭っていた。バーンズ率いる3人組はある日、この店の金庫を盗もうと計画する。そして店の裏に忍び込むが、3人の計画は思いもよらない展開に。
本書は貧困層の苦難や残虐な流血事件を織り込んだ暗いストーリーだが、最後はそれなりにハッピーエンドで締めくくられている。読んでいて鳥肌が立つほどリアルな背景描写と、著者自身の鋭い観察力で培ったストリート・スラングをふんだんに用いて、登場人物たちがいきいきと描かれている。

タイトル  : Three Black Boys: Tomorrow After Supper
著者  : ザンバ・トムソン
出版社名  : Bong Mines Entertainment LLC
国名  : アメリカ(合衆国)
言語 : 英語
ISBN/ISSN  : 978-0615843605
刊行年  : 2013
ページ数  : 380
トピック  : 文学・評論
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翻訳書の予定出版形態: Amazon POD

 

著者プロフィール

<ザンバ・トムソン>
アフリカのリベリア共和国で政治家や弁護士を多く排出した家系に生まれ、幼いころ両親と姉とともにニューヨークへ移住。

作家としてThree Black Boysシリーズと、共著にて目標達成や起業についてのノウハウなどを盛り込んだ自己啓発本「Do Right Do Good」を執筆するほか、ミュージシャンとして、またライフコーチとしても活躍し、ウェブマガジンのコラムも担当する。

仕事と私生活のバランスを保ち、どちらも熱心な態度で望むことが理想と語る。正しい意思決定の積み重ねによって誰もが人生目標を達成できるというのが、彼の人生における基本的な考え方であり、自らもそれを実践中 。

 

 

 

 

 

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