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【バベル翻訳大学院 入学者の声】
 
 バベル大学院のサポートを受けて法律翻訳家を目指す
ウォーカー 美穂子(カナダ在住)

 数ヶ月ほど前にバベル大学院の説明を、贅沢にも堀田副学長より1対1でPC会議にて 受けたのですが、法律翻訳コースとワーキングスカラーシップに関する説明以外に、今後翻訳者として必要である資格及び検定や、ISO17100、JTAと翻訳界全体について丁寧に教えていただき、そのケアに関心しました。11年間翻訳の仕事を続けてきたのに、 副学長との会話で初めて翻訳の方向性と自分の将来への道が見えて、その時に、「絶対バベルのMaster of Science in Translation を取るぞ」と決意しました。在学中にキャリア、学習、ITそれぞれにつき大学院のコンサルタントによるサポートもあることも素晴らしいと思いました。実際に大学院に入学していくつかの学習コースを始めた今 、コースの構成、全体のサポート、スタッフのケアに感謝しながら勉強する毎日です。しかも現在カナダに住んでいるため東京と16時間の時差がありますが、会議の時間等も親切に調整してくれます。 既に期待以上の素晴らしい経験となっているので、是非、お勧めします。私はバイリンガルに育ち、翻訳歴は11年です。今までは英語ネイティブいう枠で何とか一般ビジネス、マーケティング調査結果、見積書及び契約書などの翻訳をしてきて、職業を問われた際は、「翻訳者」と答えてきたのですが、私の訳文のレベルでは自分を翻訳者と呼ぶべきではないと感じていました。他の翻訳者による英訳文も数々見てきましたが、高額な翻訳料金を払いたくない企業も増えているせいか、不適切な訳文が増加している気がします。翻訳業は、本来、バイリンガルという理由で誰でも就くべき職ではなく、訳する分野をそのフィールドの専門家同様に知り尽くした上で、スペシャリストとして的確な言葉を選択の上、手掛けるべきだと思いますので、私もその方向に進みたいです。そのため、バベル大学院にて勉学に励み、日本法、アメリカ法、国際法、豪州法を習得した上で、契約書、法律、法令、特許等、法律翻訳の本格的な法律翻訳家にむけて頑張ります。また、私は、教育生活のうち約7割が英語教育であいにく日本語力がかなり弱い ため、今までは 英語から日本語への仕事は一切断ってきましたが、今後は法律翻訳の勉強を通して日英、英日、両方の翻訳ができるようになることも、 私の大きな目標です。

 
 法律翻訳者を目指して
木内 裕美(日本在住)

私が法律翻訳者を目指したきっかけは、日本において、未だに法律と英語双方に習熟した人材が不足した事を実感したからです。私は学生時代、司法試験の勉強に取り組みました。そして日本の法律事務所、カナダの法律機関、外資系企業法務部で勤務してまいりました。その際、国際取引のための英文契約書の準備、米国本社への訴訟進行や締結した契約の内容報告等、法律文書を英訳することの需要が非常に高いことを実感しました。しかしながら、法律と英語双方に習熟した人材はほとんどいなく、企業はその確保に苦心しておりました。このことは、例えば外国企業と訴訟等になった折、翻訳文が十分に準備できず、不利な結果に扱われてしまう等の弊害が生じる可能性もあります。私は、翻訳者としてこの事態を改善することに貢献したいと考えております。

私は、バベル翻訳大学院で、契約書翻訳、訴訟に関する翻訳、法文等の翻訳を徹底的に勉強し、将来は法律事務所もしくは企業内法務部においてリーガル翻訳のプロとして活躍していきたいと考えています。また、他方で、独立した翻訳者として、法律関連の書籍を翻訳して行きたいとも考えています。

バベル翻訳大学院を選んだ理由は、第一に、カリュキュラムの充実が挙げられます。契約書の翻訳、訴訟文書翻訳、金融法務翻訳等実務に直結した内容を学ぶことが出来、また、契約書及び議事録のドラフティング講座では、翻訳のみならず、自ら起案する訓練を積むことが出来る点がとても魅力的です。
  さらに、翻訳の勉強にとどまらず、国際取引法、英米法、インターナショナル・パラリーガル実務等、翻訳を行う上で必要となる専門知識を学ぶこともできる点が魅力です。
バベル翻訳大学院を選んだ第二の理由は、将来独立した翻訳者として、書籍等を販売するための勉強を出来る事が挙げられます。本学では、翻訳ビジネスのノウハウを学ぶ科目が開校され、他方で、翻訳出版プロジェクトを行っており、実際に自分の翻訳した書籍が販売され、将来、自己で独立して書籍を出版するためにとても貴重な経験が積めます。

 ハワイ特別奨学生として
クローニン真理(ハワイ在住)

以前から翻訳を勉強したいという気持ちがあり、学校、コース等を探していたところバベル翻訳大学院(USA)の存在を知りました。
今の時代、生徒数を増やすことだけを目的とした学校が少なくないなか、頂いた資料、ホームページからバベル翻訳大学院(USA)は人を育てていこうとしている学校ではないかと感じました。幸運にも、ハワイオフィスでのセミナーにて、湯浅学長、堀田副学長、講師の先生方に直接お会いする機会を得て、改めて生徒一人ひとりの将来のゴールを親身になって応援されているお姿を拝見し、この学校で自分も大きく成長できたらと思い、入学を希望しました。
物価の高いハワイで生活していくことは簡単ではなく、翻訳の経験もない未熟な私に、今回ハワイ特別奨学生制度にて奨学生としての機会を与えて頂いたことを心より感謝しています。
ハワイ在住の日本人の方々は、留学、結婚、ビジネス投資など、ハワイという土地で新しいスタートを切ろうと様々な夢をもって来られたのではないでしょうか?ところが現実は厳しく、文化、法律の違いにより、ハワイでなら日本語だけで大丈夫という気持ちでは乗り越えることが困難な問題が出てきます。
私自身も今現在まで、15年の在住中に様々な問題にぶつかりました。
私がパラリーガル翻訳専攻を希望した理由は、ハワイ在住の日本人の方々がこのような問題にぶつかった時に、目を通すだけでも気がめいるような法律文書を翻訳者として出来る限りわかり易く日本語に訳し、問題を抱えて重くなった気持ちを少しでも軽くするお手伝いが出来たらと思ったからです。
将来は、翻訳者としてお仕事を頂いた時、その翻訳を必要とされている方の事を思い、丁寧に全力を尽くして翻訳をする翻訳者になりたいです。

 文芸翻訳者を目指して
堀口潤子(日本在住)

 ある日、日本食料店で手にした日本人向け雑誌の中に、バベル翻訳大学院のハワイ特別奨学生募集の小さな記事を見つけました。私は小さい頃から本が好きで、文章を書くことが好きでした。その記事に心惹かれ、家に帰って早速大学院のウエッブサイトを開いてみました。そこから伝わってきた 翻訳家としての使命や 働きは、実は 私が心の深いところで自分が生涯にわたってやっていきたいと思い、目指していたこととぴったり重なったのです。 翻訳の仕事こそ、今まで自分が積み重ねてきたこと、 自分の生い立ち、また ハワイに移住し、英語を通して人と交わり、両者の間で豊かさや困難さを日々味わっている経験も全て生かせる働きではないかと思ったのです。その後、迷わず選抜試験を受験しました。結果、ハワイ特別奨学生として 学べるチャンスを与えて頂いて心から感謝しています。
  バベル翻訳大学院を選んだ理由は沢山あります。まず内容の濃い、質の高い授業が受けられること。また一人一人にカウンセラーがついてくださり、卒業までサポートしていただけること、それから仕事に至るまで総合的なサポートが受けられる実践的なプログラムであるのが特に心強いところです。 また世界の何処にいてもインターネットで全ての授業が受けられ、 学びを継続できます。通学に時間を取られることもなく、一日の限られた時間を本当に必要なことのために用いることができます。他に仕事をもっていたり、小さな子供との時間や、急な子供の病気、また親の介護を犠牲にすることに心を痛めることなく、自分のスケジュールに合わせて同時進行で学び続けられるのは願ってもないことです。様々な ニーズに応えるこの学習スタイルは、時代の先を先導するパイオニアであると確信します。
  これから文芸翻訳家を目指して、両方の言語、歴史、文化をより深く学び、翻訳技術を磨き、豊かで、質の高い翻訳を産み出していけるように、この機会を最大限に生かしていきたいと 思っています。
作品との出会いを大切にし、翻訳を通して、相手の心に深くふれる言葉を届けていくことが目標です。縁があって住むことになったハワイのこの土地で産み出されている作品にも注目していきたいと思っています。

 
 医薬翻訳家をめざして奮闘中!
大塩由利香(日本在住)

イギリス留学から日本へ帰国し、自分が本当にしたいことはなにかとあれでもないこれでもないとしばらく考えていました。そんななか、以前から医療に興味があり、英語力も同時に生かせる医薬翻訳者の存在を知りました。

でもせっかく学ぶのであれば、きっちり基礎から専門である医薬まで学びたい、自分のペースで進められる通信制がいいという私のわがままな条件を網羅していたのがバベルの翻訳修士号でした。しかし、「大学卒業以上」という入学資格を見た途端、大学の学位すら持っていない私はだめだと思いました。でも、何週間経った後もやはり気になり、思い切って問い合わせてみると、意外にもぜひ試験だけでも受けてみるとよいとの答えをいただき、早速受験することにしました。幸運にも学費が一部免除となるWS生として入学を認めていただくことができました。このスカラシップの良いところは、実際の翻訳業務に携わることによって、翻訳を学びながら実績を積むことができ、それだけでなくBRMのリサーチ業務など翻訳を行うまでの過程や翻訳が終わってからの校正など、本当に翻訳家として働くとなったらどのような流れで進んでいくのかという体験を学生のうちにできることです。

そうはいいつつも、WSの業務とBUPSTの勉強と仕事の3つをバランスよく時間配分をするにはまだ時間がかかりそうです。WS業務をやってみると、一見量があまりなくても内容によっては予定より大幅に時間がかかってしまったり、どうしてもしっくりくる訳文が思いつかず行きづまったりしてしまうこともあります。こういった経験を生かしながら、将来は医薬翻訳家として活躍し、翻訳を通じてずっと目標としていた人間や動物の医療また福祉への貢献を実現したいと思います。

 
 夢に向かって
水田希美(英国在住)
  二年前、週一回の翻訳コースに通い始めたのが私の翻訳との出会いです。
水田さん写真ロンドンに住んで20年。日本語と英語を使うのはごく自然な環境でした。
それから漠然と翻訳家になろうと思ったものの、しばらくコースに通った後、曜日が合わずに一年以上その思いは頓挫していました。
昨年夏、ロンドンで出ている日系週刊誌にバベル翻訳大学院(USA)ではインターネットで授業全てを受講できるという記事が載っており、私の翻訳家への思いに再び光が差した思いでした。
「これなら今の仕事を続けながら修士号をとって、翻訳家になれる」
私はすぐに応募しました。と同時に、いづれは翻訳で生計を立てていくにあたり、在学中にお仕事をさせて頂けるワーキングスカラーシップは、何よりも「力をつける」と「授業料の免除」という二点において、とても魅力的な制度でした。
お蔭様でこの十月から院生、ワーキングスカラーシップ生として勉強を始めました。
ゴールはまだまだですが、今それに向かって走り始めたところです。
皆さんもぜひご自身の夢実現のため、院生、ワーキングスカラシップ生となり、一緒に目標に向かってがんばりましょう。
 
 翻訳で世界を結ぶ
岩崎雅(日本在住)

 私が最初に翻訳に興味を持ったきっかけは、中学生の頃から洋楽にはまり、その訳文に興味を抱き、私も将来はそのように日本語と英語を駆使して異文化交流に貢献していきたい、そんな思いを馳せるようになったことでした。それから自分で調べていく中で、翻訳という仕事に就くためにどうするべきかを考えたとき、本気で翻訳のプロを目指すのであれば大学院で学ぶことは今や世界の常識になっていること、そして世界でも認められた資格がとれる大学院に行く必要があることを感じました。

 そんなとき、現在通っている大学の先生(バベル翻訳大学院を卒業)に同大学院を勧められたことがきっかけとなって、受験することを決意しました。同大学院の魅力の一つは、日本にいながらにしてアメリカのアクレディテーション機関認定の学位がとれるということです。さらに、ワーキング・スカラーシップ生として学びながら翻訳者としての実績を積めるということで、即戦力として働ける実力を身に付けることができると期待しています。

 翻訳という業務は、国同士の懸け橋となって世界を結ぶ仕事でもあります。「翻訳があって初めて世界が交流できる。翻訳がなければ何も伝わらない」。この言葉を胸に、そしてまたモチベーションとして、異文化交流に貢献したいと思います。

 
 医薬翻訳者を目指して将来へ
ハースィ マンディ(米国・ノースカロライナ在住)

 2002年に初めて日本に住む機会が与えられ、日本の素晴らしさに感銘を受けた私。日本の人々、風景、文化などに出会い、私にぴったりあうように感じました。日本語も、ひらがな、カタカナ、漢字の三つの字体があり、大変奥が深い言語だと思います。そして、日本語の勉強をすればするほど、その奥深さに感動します。一生学んだとしても、日本語の知識はほんの僅かしか身に付かないと圧倒されます。

その後、子供が生まれたので、もちろん子供と一緒に日本語を学ぶことにしました。そのために、まず自分の日本語能力を出来るだけ高めないと。日本語を親子で学ぶと決心してから、毎日日本語にどっぷりつかって過ごしています。現在、子供達に追い越されまいと必死に勉強に励んでいます。

外国語を学ぶと、自分の言語から、また自分の言語に切り替える必要が数多くあります。子供達に、『それはなんという意味?』と聞かれたら、英語から日本語に変えるのは日常茶飯事です。そうするうちに、自然に翻訳や通訳の仕事を始めるようになりました。しかし、自分の翻訳レベルは大変低くて、翻訳が正確かどうか全く分からないので、焦ることもよくあります。もっと正しい翻訳が出来たらなと考えたことは何回もあります。

翻訳を正式に学びたいと思い、色んな学校のプログラムを調べました。その際、バベル大学院を翻訳のウェブサイトで初めて知りましたが、最初は学費に戸惑いました。単に翻訳講座をいくつか受けるより、認定された大学院で翻訳を習った方が基礎から徹底的に学べますが、金銭的には不安を感じ・・・。そのとき、バベル翻訳大学院のワーキングスカラシップ制度の存在を知って、早速入学の申し込みをさせて頂きました。幸いに、ワーキングスカラシップ生と認められたので、学費を稼ぎながら勉強ができて、一石二鳥。

これから、医薬の分野に進みたいと思います。息子は医者になるのを目指しているし、医薬翻訳の需要はこれからますます高まると考えていますので、翻訳の出来る人がさらに必要となるでしょう。  

 
 IR翻訳を専門的に学びたい
前田 雅代(日本在住)

 バベル大学院を選んだ理由については、第一にIR/金融翻訳の専門コースがあったことが挙げられます。元々経理や財務には興味がありましたが、大学在学中に、米企業のIRを研究する機会があり、日本の一般的な株主報告書との違いに、とても興味を持つようになりました。 その後、日本でもIFRS(国際会計基準)などの導入を控え、各企業がIRを積極的に発行するようになったことを知り、個人的にスターバックスなど日本に進出している企業のIRを勉強し、その翻訳についても需要が高まると予想される中で、IRを専門的に学べる翻訳学校はまだ少なく、ぜひバベル大学院にて学びたいと考えました。

 また、ワーキングスカラシップ制度があることも、バベル大学院を選択した理由の一つです。アメリカの大学在学中も、スカラシップを取っており、単に学ぶだけではなく、同時に職務経験も積むことができるワーキングスカラシップの制度をぜひ利用したいと考えました。

 
 運命の作品に出会うためのセコンド・スキル
黒岩克彦(東京在住)

 30数年間都内の高等学校で英語を教えていましたが、現役を引退し、以前より興味のあった翻訳の勉強を本格的に始めようとバベル翻訳大学院の文芸翻訳専攻に入学しました。一般教養書のドキュメント関連の出版翻訳を目指しています。自分で納得した作品を一つでも多く残せたらと思っています。この年齢で何ができるのかと自問することもしばしばですが、可能性を信じて頑張ろうと思っています。

 書店で自分が翻訳した本を目にした時の嬉しさはどんなものかと想像しています。以前(30年程前)バベルの通信講座を受講していました。当時は現在程IT環境は整備されておらず、分厚い紙の辞書と格闘したり一日中図書館や資料館を歩きまわりながら、翻訳という作業の実感を得ていたように思います。

課題の答案も手書きでした。返却された答案の赤入れを見る度に、「翻訳力」は原語(英語)と翻訳語(日本語)に対する深い理解はもちろん、翻訳語に対する鋭いセンスが必要であることを痛感しました。いわゆる英文和訳ではないと頭では理解していたつもりが、現実の厳しさにため息ばかりの日々でした。

今や翻訳を取り巻く環境は大きく変化しています。進歩の著しいIT技術は翻訳には不可欠となりました。とりわけネット環境の進歩により、時間的・地理的制限を受けずに情報収集や事務処理ができるようになりました。ITなしでは「翻訳」は語れないとまでは言いませんが、今の時代、翻訳会社に所属するかフリーランスかに関わらず、IT技術に習熟することは、本来の翻訳力である「原語と翻訳語に関する理解」と同じ程度に「翻訳」に必要なスキルです。

もちろん翻訳する分野の専門的知識や理解も翻訳力に直結するスキルです。IT技術、専門知識、日本語力、マネジメントに関する法律知識等は、今や誰もが認める翻訳をサポートするセコンド・スキルになっています。

ではこれだけのスキルを習得すれば、本当に納得のいく翻訳ができるのかと考えた時、何か足りないものがあるように思えてなりませんでした。そこで、その足りないと感じているものを明らかにするために、「翻訳」という一連の作業を、少々乱暴ですが大きく二つに分けてみました。

先ず「何を翻訳するのか?」という部分と、「どのように翻訳するのか?」の二つに分類します。IT技術や専門知識の理解は、「どう翻訳するのか?」をサポートする翻訳スキルであって、「何を翻訳するのか?」に対する答えを見つけるためのスキルではないように思えます。

殆どの場合(主に産業翻訳がそうですが、出版翻訳の場合でも、出版社や依頼主の意向を受けて翻訳する場合は同じ構図かと思います)、この「何を翻訳するのか?」を翻訳者本人が選択する余地は殆どありません。翻訳すべきものは既に翻訳者とは別に選択されており、翻訳者が先ず直面するのは、与えられた題材を「どのように翻訳するのか?」であって先程のスキルはこの課題を解決するためのスキルなのです。

急速な時代の流れと変化に即座に対応していくことが不可欠なビジネスにおいて、「何を翻訳するのか?」まで翻訳者の選択に任せていては、激しい競争を勝ち抜くことは難しいでしょう。文芸翻訳の世界でも、必要とされるスピードの違いはあっても、背景となる構図は同じことだとも言えますが、他の分野よりも少しだけ「何を翻訳するのか?」を選択することが翻訳者に与えられていると思っていますし、そうした環境で翻訳できればというささやかな望みを持っています。

そんな呑気なことでは生活できない」とか「趣味で翻訳しているわけじゃない」という厳しい批判が聞こえてきそうです。しかし私は、この「何を翻訳するのか?」を広い視点から選択できるセンスを、今後の目指すセコンド・スキルにしたいと思っています。作品選びから始まる卒業作品の講座で、このあたりをしっかりと指導していただけると期待しています。世界中に無数にある題材の中から、時代が求める作品を的確に選択するスキルは、何か目に見える特別な訓練で身に着けるというよりは、社会に発信する責任を負った翻訳者として常に心得ておきたい心構えと言い換えた方が適切かもしれません。

今、社会が必要としている情報は何か、将来を見越して今発信するべき情報は何かを見据えたセンスです。少なくともこの選択に翻訳者として関与できることで、自分が属している社会にコミットしているという実感が持てるようになりたいものです。

もちろん翻訳作品は商品ですから、商品としての評判を高めて多くの読者を獲得することが求められます。これを扱うスキルがいわゆるマーケティングです。「何を翻訳するのか?」「翻訳で何を社会に発信するのか?」「社会が必要としているものとは?」という問いに対する答えを探すことも、広い意味でのマーケティングと言えないでしょうか。

ビジネスの世界に疎いので、このような拡大解釈が可能なのか自信はありませんが、少なくとも社会に情報を発信しようとする翻訳者が忘れてはならない視点であるし、翻訳者として身に着けたいスキルです。

翻訳全体の歩みは遅くなるかもしれませんが、翻訳者自身の興味関心に裏付けされた選択であり、しかも自らが選択した責任とも相まって翻訳に対するモチベーションが高まり、結果として「原語と翻訳語の理解」、とりわけ翻訳語に対する意識、そして関連する専門分野への理解等、つまり「どのように翻訳するのか?」に対する姿勢にも良い効果をもたらすと思っています。

昨年、バベルが主催する共訳プログラムに参加する機会を得ることができ、今年の6月頃に出版予定です。この翻訳作業の中で感じたのは、訳語の選択や文体等、本来「どのように翻訳するのか?」に関わるはずの事柄が、「何を翻訳するのか?」というテーマに深く絡んでいるという点でした。言い換えれば、「何を翻訳するのか?」が著者の「何を社会に対して発信したいのか」という視点にどこまでシンクロできるかが翻訳の質を左右するという当たり前の事実でした。未だ勉強は始まったばかりですが、翻訳すべき運命の作品に出会うことを密かに期待している毎日です。

 
 翻訳は日本とつながるツールの一つ
上品 朋子(ハワイ在住)

 私は幼い頃からアメリカに住んでいて、日本にも殆ど帰っていません。従って昔から日本との繋がりも殆どありませんでした。その為、翻訳はある意味その数少ないつながりの一つでした。例えば本を読んでいる時、「これが日本語だったらこんな感じかな」と想像してみたり、翻訳された物を読んで「私だったらどう翻訳してたかな」と考えてみたり。

 他にも、母の為に説明書等を翻訳したりと、翻訳は私にとって日常の一部でした。ですが、その翻訳を「仕事」にするには不安があったんです。ちゃんと勉強して翻訳を覚えたわけでもないのに、翻訳家になっていいんだろうか?と。

 そんな時、母からバベル翻訳大学院の事を聞きました。私は直ぐにバベルのホームページを確認して思ったんです。「此処なら私の望むような翻訳家になれるかも」と。また、ワーキングスカーラーシップがあるのもバベルを選んだ理由の一つでした。勉強をしながら経験をつめる上、学費も安くなる、という所が私には魅力的に感じたので。

 私は少しせっかちですが、落ち着いてバベル翻訳大学院でベストを尽くしたいです。

 
 海外経験で翻訳の重要性を知る
成田美和(東京在住)

 独身時代にはアジア、結婚後はアフリカでの滞在経験から身にしみたのは、世界公用語で受発信できる技術の重要性と、その表現が豊かであればあるほど、あらゆる分野で強みになるということでした。

 帰国後、今思うと何かのご縁だったのでしょうか。高齢者の訪問介護員として井の頭通りを自転車通勤する際、バベル吉祥寺校の玄関先を幾度となく通り過ぎながら、漠然と日本の超高齢化社会とアジアアフリカ始め国際社会を有機的に結ぶ仕事はできないかと考えるようになりました。途上国の小さな書店を回り面白い本を探すのが好きで、いつか未翻訳本を出版してみたいという夢もありました。

 日本人として忘れられない2011年3月に、バベルのチャレンジ受講制度に応募を決め、11月に翻訳基本ルールを修了、ワーキングスカラシップ生となるチャンスを得て現在に至ります。まだ始めたばかりですが、早くも業務に関わることで翻訳界の先輩たちの息吹に接し、励みになります。今の目標は、まず頼れるカウンセラーと共に作った学習計画書を遂行することです。その上で、BRMのシノプシス作成業務などに携わるのが中長期的な目標です。オンザジョブで学びながら職務経歴となるスカラシップ制度、不惑を超え大学院生となった者として大いに活用しています!

 
 文芸・映像翻訳家をめざす
中谷扶美子(ニューヨーク在住)

 以前から翻訳には興味があり、趣味で英訳などをやっておりました。就職先に難航しており、何か資格を取得したほうが良いと思っていたときにバベル大学院のことをフリーペーパーの広告で知りました。そして受験をして、入学することが決定しました。現在、文芸・映像翻訳を専攻しております。

 私はアメリカに住んで20年ぐらいになりますけど、日本語と英語の両立を持続してきたことにより、翻訳をしたいと思えましたし、自分の翻訳の勉強を始めるための基盤になったのだと思います。英訳することは私の長所であり、英文の読解力もありますので、細かいニュアンスなども読み取ることができます。和訳に関しては、いま、バベルの授業で学んでおり、英訳と近いぐらいのレベルで翻訳することが出来ることを目指しております。

 元々、映像関係の仕事に興味がありましたので、将来はバベル翻訳大学院(USA)で学んだことを生かし、映画やドキュメンタリーの字幕を作成する翻訳の仕事に挑戦してみたいです。そして最近は日本の児童文学にも興味がありますので、そういった作品を英訳して世界中の子供たちにも読んで頂けることに貢献していけるようになりたいと思っています。また、翻訳者としては和訳も英訳もこなせるように自分の翻訳能力を幅広く向上させていきたいです。

 
 ネット留学で翻訳修士をめざす
ゴールトマン・ポリーナ(ロシア在住)

2007年にシベリア大学で翻訳・通訳技術を専攻し卒業しました。翻訳・通訳技術とともに英語・日本語と母国語のロシア語も勉強してきました。

卒業後大学から日本語教師を勤めるよう頼まれて、喜んで受け入れました。若い人たちと交流しながら好きなこと−言語学、翻訳、日本−を教えるのはありがたいと思ったからです。教師をしていた時に、ロシアと日本の翻訳会社に履歴書を送って、在宅フリーランス翻訳者として登録しましたが、日本語から英語へ、日本語からロシア語への翻訳の知識と能力が足りないと感じました。地元の学校とか翻訳会社では翻訳能力を上げるための上級翻訳コースを備えなかったので、外国の学校に入学しようと思いました。私はPROZ.COM(世界最大規模の翻訳者・通訳者の登録団体)に登録しているので、ある日BUPST(Babel University Professional School of Translation)のことが詳しく書いてあるニュースレターをもらいました。BUPSTのホームページを定期的に検討して、「あ、これがちょうどよい!」と思いました。BUPSTではインターネットを通じて世界のどこからでも上級レベルで翻訳技術を勉強したり、ワーキング・スカラーシップ生として色々なタスクに挑戦したりできるからです。日本語能力試験一級を持っていても、日本人のように日本語ができない私は入学ができるかと色々心配がありましたが、合格ができて、特許・技術・医薬翻訳専攻を選びました。技術翻訳は需要が高そうで、在宅フリーランス翻訳者を目指している私には一番いい専攻だと思っています。

 
 
 世界の書籍情報をリサーチ・翻訳・リリースするプロジェクト
 (BRM:Books & Rights Market)で活躍する
アービン香苗(オハイオ州在住)

「言葉は世界をつなぐ平和の礎」これが私の大学の理念であり、卒業後もこの教えをずっと心に留めておりました。平和の礎、世界の架け橋になるために自分が出来ることは何だろう、と。

そんなある日、ホンの軽い気持ちで無料のバベル翻訳力診断を受けてみたところ、思いがけず良い結果を頂き、その後バベル翻訳大学院(USA)の受講を真剣に考え、学費を節約するためにワーキングスカラシップを受けてみることにしました。もちろん審査がありますから、受からなければ正規の学費が貯まってから受講すればいいや、程度のいわばダメモトで応募してみたのです。 バベルの強みは、翻訳に関する様々な業務を展開しているところでしょう。ワーキングスカラシップで依頼を頂く業務を通して、バベルグループの世界進出に向けての色々なお仕事を積極的にお手伝いさせて頂ける喜びは格別なものです。スタッフの方の中にはバベルの修了生の方も居られ、勉強を続けていく上でも大変な励みになります。また世界の書籍情報を翻訳・リリースするBRMの業務などその業務はすべて自分の翻訳者としての職務経験となるのですから、何一つ無駄がないという訳です。

時として業務の方に一生懸命になり、本来の勉強の方がおろそかになってしまいがちな私ですが、とにかくマイペースで続けることが出来るのもオンライン学習の利点だと思います。 翻訳のスキルを磨いて「世界をつなぐ平和の礎」になる。その夢がバベルグループで叶う日がきっと来ると信じて、少しずつ前進している今日この頃です。

 
 シンガポールで金融機関に勤める
ジニア・チェン(台湾出身)
 私は子供の頃から語学と異文化に大変興味を持ち、英語から始め、日本語、韓国語、広東語などを学びました。幸い奨学生として立命館アジア太平洋大学に留学し、英日バイリンガルの教育環境に恵まれました。在学中日本語能力試験1級に合格して日中通訳の授業を受けました。 またTOEICで満点を取り、TESOL英語教授法を習い、ボランティア活動や学生会議で英中通訳にも挑戦しました。大学では国際経営専攻の為英文で卒業論文を書き、外資系金融機関に就職して海外向けのチームに配属されたので、日本語のコミュニケーションが大部減っていました。

シンガポールへ転勤して以降、会社の公用語が英語になった為、残念ながら日本語で読む、書くことのアウトプットが無なっていました。ある日株主総会招集通知や決議事項を日本語から英語に翻訳するタスクに指名されましたが、金融、会計、法律分野の語彙力が足りないことから勉強不足を痛感しました。 しかしシンガポールで私のレベルに対応できるスクールが見つからず、語学力を上達させる手段で悩んでいました。

東京にいた頃からバベル大学院(USA)のことが知り、シンガポールでまた翻訳修士の広告を見た時早速入学することを決めました。私の勤務時間は朝早くて一日が長く、また定期的出張がある為利便性を第一に考えました。通信教育なら自分のペースで調整でき、多忙の社会人にとって最適な勉強方法だと思います。語学力の上達を図り、また翻訳力と要約力を習得したい為「金融・IR翻訳専攻」を志望しました。仕事で活かせるスキルを身につけ、投資家関連業務に移動されることや、さらにステップアップして通訳を学ぶなど自分の可能性を広げることを期待しています。

 
 バイリンガルのパラリーガルを目指す
岩崎絹江(バーモント州在住)
 バベルPSTの名前は、以前から、知人からの情報やメールマガジン等を通して知っておりましたが、 同校で修士課程を取得できる様になったことをきっかけに、真剣に受講を考える ようになりました。

バベルを選んだ主な理由は海外からも受講できる通信制スクールでありながら、 米国教育省認定のDETCより認証を受けた修士課程であるということ。米在住者と してアメリカで認定された学位を取れる翻訳プログラムの大きな可能性に惹かれ ました。

次に、法律の分野で学習した背景や経験の無い私にとって、選択科目として日本と アメリカ両国の法科目が学べることは大変心強く、貴校でなら、基礎からしっか り知識と翻訳力を身につけることができると考えました。

最後に、Co-PUBプログラムや、スカラシップに伴う翻訳実務経験の提供など学生の自立支援、 そして、リサーチ技術や翻訳業の経営実務の科目など翻訳以外の科目が充実して いることで、受講者の翻訳家としての将来への強力なサポート体制に、非常に魅 力を感じました。

これらの理由を背景に、バベルPSTで翻訳の修士号を取得しようと考えた次第です。

 
 インターナショナル・パラリーガル専攻で学ぶ奨学生
釈迦郡享子(ニューヨーク在住)
 私は、ニューヨークのNPO法人で働いていますが、その職務の一つに、法律資料・文書の翻訳があります。大学で、Legal Studiesを専攻し、在学中、法律事務所でインターンとして2年間働いたので、法律文書には英語で触れてきました。しかし、英語で法律文書を理解しているから、それを英語と日本語の間で上手に橋渡しできる、というわけではありません。翻訳の実務を通し、的確な言葉選びの難しさ、誤解を生まない文章を紡ぐ難しさ、を実感していた最中、バベル翻訳大学院に出会いました。

私は、インターナショナルパラリーガルプログラムでの課題を通し、ただ言葉を別の言語に変換するだけでなく、法律文書を作成した人が伝えたいのは何か、翻訳文を読む人がどう理解するかを常に考えながら翻訳に取り組むことが大切だと学びました。プログラムを通し、多様な種類の法律文書に触れる機会があるので、専門分野の設定など、将来に向けての具体的な方向性も定めることができます。提出した課題が丁寧に添削されたフィードバックを読み、次の課題へ向けての改善目標を設定するのはとても楽しみです。課題と格闘しながら、 深夜過ぎまで机に向かっていることもありますが、不思議と、辛いとは思いません。

ワーキング・スカラシッププログラムでは、各講座を通しての翻訳スキル習得と並行して、在学中に翻訳の実務経験が積めます。翻訳家として仕事を探す際、経験が重視されると聞いているので、在学中に翻訳実務経験を得らえる上、奨学金も受けられるこのプログラムは、とても魅力的だと思います。

 
 未来の自分のために
中曽根辰雪さん(東京在住)
 私がバベル翻訳大学院に入学を決めたのは、ちょうど大学を卒業したばかりで、将来は語学を生かせる仕事に就きたいなと漠然とした夢を思い描いていた時でした。
興味本位に“語学を使う仕事”とネットで検索していたところ、翻訳という職業にたどり着き、さらに翻訳関連の学校を探していたときに、バベル翻訳大学院のサイトにたどり着きました。そこで、インターナショナル・パラリーガル専攻のカリキュラムを見て、すぐに
バベル翻訳大学院に入学を決めました。というのも、大学では法学を専攻しており、インターナショナル・パラリーガル専攻では法律用語も勉強できるうえ、翻訳の勉強もできるので一石二鳥だと思い、今がそのチャンスだ!と思ったからです。

ワーキングスカラーシップに応募したのは、“実際の翻訳を経験できるということ”とその経験が奨学金として学費から差引かれるという魅力でした。普段、仕事柄あまり翻訳をする機会がないのでワーキングスカラーシップで翻訳の経験を積めるということに魅力を感じました。また、現在社会人1年生の私は時間はありますが、経済面はあまり余裕がなく、更に自分の力で一から新しいことに挑戦したいという思いもありましたのでこの制度は正に自分に合っていると思い応募いたしました。

 
 日本で米国大学院翻訳修士を目指す
久保優子さん(仙台在住)
  久保さん写真外資系企業勤務から海外生活を経て、フリーランスで翻訳の仕事をするようになったのは7年ほど前からです。英語を日本語にすることが日常的ではあったものの、翻訳技術を体系的に学ぶ必要性を感じ学習方法を模索していた時、バベル翻訳大学院の存在を知りました。

インターネットで履修できる、実績があり信頼できる、卒業すると翻訳の修士号が授与される、卒業後のサポートに良心的な企業文化が感じ取れる。好条件のリストを目の前にして入学したい気持ちが強まる一方、「少し学費が高いかなあ」という躊躇は否めませんでした。

すると、私の迷いを聞いていたかのように、バベルからワーキングスカラシップ生募集のEメールが届いたのです。

勉強をしながら翻訳の仕事をすると、その報酬をスカラシップに替えてくれる「太っ腹」な制度にとても興味を覚えました。学費がなんとかなるならあとは試験に挑戦するだけ。そう考えて行動を起こしてから、事はあっと言う間に進みました。

入学許可をいただいた後に送られてきたテキストの「重さ」には驚きましたが、全部が自分への投資だと思えば心は軽やかです。これからは迷うことなく、じっくり学習に取り組んでいきたいと思っています。

 
 インターナショナル・パラリーガル目指して!
五十嵐紗織さん(横浜在住)
五十嵐さん写真  英文科卒業で、今まで国際的な会社に勤めてきたものの、翻訳の勉強経験はない私ですが、シングルマザーで、誰にも頼らずに子供を育てていきたい、そのためにはやはり手に職をつけなければと思い、キャリアカウンセラーに相談。
得意の英語を生かす職業を勧められ、彼女からパラリーガルというお仕事がある事を教えていただきました。そんな仕事の存在すら知らなかったのですが、そのお仕事について調べているうちに、私に向いているかもと直感し、それからパラリーガルになるべく翻訳の学校をいろいろ探し始めました。
値段的にはいろいろありましたが、やはりインターナショナルなパラリーガルになるには翻訳は欠かせないと思い、翻訳のカリキュラムがしっかりしているバベルを選びました。
そして修士号がもらえるというのも、魅力の一つでした。
仕事と両立させて勉強を頑張っている方も多いと聞き、ますますモチベーションがあがりました。
母子家庭なので、奨学金で一年目の授業料が半額近くなることはとても助かります。
奨学金制度に感謝して、自分のため、そして大切な家族のため、一流のパラリーガルになれるよう、勉強に励みたいと思います。
 
 翻訳修士を目指し夢の「実現プロジェクト」の立ち上げ
齋藤美帆(ニューヨーク在住)
セントラル・パークにて 母と一緒に
セントラル・パークにて 母と一緒に
  英語大好き、文章を書くのも得意、読書が趣味、の私が描く引退後の長い(?)人生での夢のひとつは、海外で出版された書物を多く読み、その感動や驚きを日本語で多くの方に届ける、ということです。リーマン・ショック後の金融危機で一時仕事から離れたのがきっかけで、その夢の「実現プロジェクト」を立ち上げることになりました。米国在住で、いつ職場復帰するかわからない私には通信教育が条件でしたが、情報収集すればするほど、バベル以外に選択肢はないと確信するに至りました。まず、米国で正式認定された学位はバベルでしか取得できないと いうこと。実績や知名度のない身分では、非常に強力な信用につながります。次に、バベルが翻訳請負、出版、翻訳者派遣等、関連実務に深く関わっており、実社会での要求に沿った教育内容が期待できること、そして将来バベルを通じてキャリアの足がかり、発展につながる可能性が高いと考えたことです。30年以上もの実績があるのも、バベルの成功と信用度を裏づけすると考えました。
ワーキング・スカラシップを申請した一番の理由は、自分のモチベーションを高めるためです。受講科目の勉強、課題提出はチャレンジングで楽しいのですが、「自分のため」だけではない、もっとシビアで時間制限のある要素があると、能力向上の密度があがります。もちろん、早い時期から実務に慣れていくまたとない機会でもあります。今では、近い将来、翻訳にいろいろな形で携わっていくのも夢ではなくなったと期待が膨らんでいます。
 
 家族と先生方に感謝!
長谷美紀子(千葉在住)
  長谷さん写真私がバベル翻訳大学院(USA)に入学を決めたのは、インターナショナル・パラリーガルになるために、法律や法律英語など、履修したい科目がとにかく多く、大学院へ入学すれば好きな科目がより多く履修できる、と思ったからです。充実したカリキュラムも魅力ですが、先生方の丁寧なご指導や励まし、進路に関するアドバイスなど、本当に親身になって頂き、今現在、無理なく学習を進めることができているのも、先生方のおかげです。

今回、入学を決断する大きなきっかけとなったのが、ワーキングスカラシップの存在でした。ワーキングスカラシップで仕事をしながら学費の一部を支払うことができるということは、経済的な理由に加え、実際の業務に触れることができる本当にいい機会だと思いました。現在私は働きながら3人の子育ての真最中です(長男9歳、長女6歳、次男4歳)。実際には、時間のやりくりと頭の切り替えが一番の課題となりますが、「勉強する母親」を子供たちも自然に受け入れ、夫も積極的に協力してくれています。そんな家族にも感謝の気持ちでいっぱいです。

BUPSTでの学習やワーキングスカラシップのお仕事を通して、本当に学ぶことが多く、また新しい経験もでき、入学を決めたことは大正解でした。先生方のご指導、家族の協力、そして今学んでいることを将来につなげるためにも、引き続き頑張っていこうと思います。

 
 一流のパラリーガルを目指して
木村 純子(大阪在住)
  現在私は、法律事務所で法律文書の英文翻訳の業務をしており、それらは主に外国の裁判所に提出する訴訟書面、企業の契約書、外国の法令などの英日翻訳です。
アメリカの大学を卒業し、法律事務所に勤務する私にとって、パラリーガルとして法律翻訳を仕事とすることは、語学力と法律事務の知識を同時に活かせる絶好の場となっています。
英語翻訳の仕事量の増加に伴って、扱う書類の種類も多岐に渡るようになり、私は基礎から翻訳を学び、実用性の高い翻訳スキルと能力をすぐ身につける必要性に迫られました。
学校選びの中で、最終的にバベルに入学を決めたポイントは次の理由からです。
@インターネットで学習が出来ること(=仕事との両立が可能)、A修士号の学位が取得可能であること(=明確なゴールの設定)、B学生の大半が社会人であること(=社会人に配慮したカリキュラム)、C休学や履修期間の延長が可能であること(=海外出張や赴任、出産や育児など予測不可能な事態でも学習の継続が可能)、そして、Dワーキングスカラシップ制度があること(=学費が節約できて、さらに翻訳の経験が積める)でした。
ワーキングスカラシップでは、これまでに社内報用のアメリカの団体のニュースレターの英日翻訳や法令翻訳を経験させてもらいました。専門的な翻訳では、用語をインターネット等で調べながら進めていく必要があり、また正確性も求められるので、大変な面もありますが、良い勉強となっています。
 
 バベル翻訳大学院とワーキングスカラシップの魅力
西村恵美(東京在住)
  西村さん写真翻訳を本格的に学びたいと学校を探していたときに出会ったのがバベル翻訳大学院でした。これまでにいくつかの学校で講座を受講したことがありますが、自分にはバベルが一番合っていると感じています。同大学院の講座はオンラインで受講できることはもとより、内容的にも質が高く、質問フォームなどを通じて先生方と密にコミュニケーションをとることができます。始めはオンラインでは続かないかなと心配していましたが、自分の提出した課題に対する先生方のフィードバックがとても丁寧でわかりやすいため、次の課題はもっと頑張ろう、私の方こそもっと丁寧な解答を出そうという気持ちになり、楽しんで勉強を続けることができています。
また、ワーキングスカラシップ制度は講座で学んだことを実践する場としてとても有用です。初年度の学費が半額になることだけでも魅力的ですが、まだ学習中の身であることを承知の上で実務をやらせていただけるのは本当にありがたいことだと感じています。会社の仕事や学習との両立は容易ではありませんが、せっかく学んだことを学びっぱなしで終わらせないためにも、同制度の活用をお勧めします。
 
 「私の挑戦ーBUPSTでの勉強」
小池 堯子(アメリカ在住)
 
小池さん写真 セントラル・パークにて
cuma and me
アメリカ生活20年、アメリカ人に日本語を教えているものの自分自身はいつしか日本語から遠ざかる生活を送るようになっていた。言葉は文化だ。じゃあ自分の文化の根底は?日本語と英語の接点は?そんな時バベルのニュースレターで無料のWS資格試験のお知らせを読んだ。
翻訳の勉強がしたい、でも経済的な問題があって二の足を踏んでいた私にとってこれは一つの機会だった。PCの知識が乏しく、PCを通しての学校という点に不安はあった。時間的な問題もあった。が、幸いWSに受かり1年次の学費の大幅免除という後押しができて、いろいろな不安を抱えながら思い切ってバベルへ入学という挑戦を行った。当初ウロウロする私に懇切丁寧に助言してくださった事務局の方々の対応もバベルという学校の姿勢が感じられ、それは現在も続いている。
また翻訳だけでなくPCのクラスもあり、限りなく勉強するチャンスに恵まれている。
課題を送りその添削を読みながらの勉強は大変だが、後は本人の努力あるのみと言い聞かせているこの頃である。
 
 BUPST、ワーキングスカラーシップを選んだ理由
岡田寿子(京都在住)
  岡田さん写真翻訳を基礎から総合的に学べ、修士資格が取れる教育機関はBUPSTしかないと思い入学しました。私は、ある程度の英語力はあっても何が足りないのかがわからなかったので、追求することもできずにいました。今は、BUPSTで学習するほどに、自分の弱点がはっきりと見えてきて、足りなかったパズルのピースを少しずつ埋めているような気分です。入学する前は、修士号を取れる能力など私にはないと思っていましたので、翻訳修士を目指すなどとは思いもしませんでした。でも、あまりにも大きな目標を持ってしまうと、当然、勉強はしなければならなくなり、自ずと入学前よりも時間の使い方が上手くなりました。今では、仕事と勉強の両立もできるようになり、その上、毎日が充実してきたように感じます。
ワーキングスカラーシップへ申し込んだのは、授業料が簡単に払える額ではなかったからです。
ワーキングスカラーシップの仕事をするということは、講義をこなすだけでなく、3つのことを両立するという点でも不安でしたが、先日、初めてお仕事をいただき、学習で蓄積した知識や技能を実践できる場だということに気がつきました。毎日の勉強、毎週の課題提出、返却された評価コメントの復習をする中で、クラスメートがいない通信制の場合、満足して喜ぶのも、落ち込んで解決するのもすべて自分自身です。もしこれがプログラムの全てだったとしたら、エネルギーはたくさんあるのに発散する場がない、ということになっていたと思います。でも、ワーキングスカラーシップの仕事で自分の成果を試すことによって、翻訳家の仲間入りをしたような感覚が得られます。
そして、また一歩先に向かって精一杯頑張ろう、と思わせてくれます。
 
 バベルに入学を決めた理由/WSに応募した理由
Y.S(ロサンゼルス在住)
  佐野さん写真ロサンゼルス在住、4人の子持ち主婦学生です。バベルについて、何より魅力であったのが、世界中どこにいても、オンラインで日本の学校とつながり、在宅で勉強できるということです。さらに、修了すれば修士号をいただけるというではありませんか。迷うことなく、入学試験を受けさせていただきました。ただし、メールと電話のやりとりだけなので、はじめは正直言って、まさかよからぬ詐欺ではなかろうかなどと、失礼なことを思ったりもしました(すいません)。ですが、いつも迅速丁寧に応対をしていただく方々に誠意を感じ、そして自分の最初のインスピレーションを信じることにしたのです。もちろん、それが正解でした。またワーキングスカラーシップにつきましては、学費云々よりも、素人の私に本物の仕事を体験させてくださり、またこれが、恰好の訓練になるというのですから、こちらも迷わず応募させていただきました。今のところ、2〜3回お仕事をいただいただけですが、果たして私はいつ、この巨額を全額返済することができるのでしょうか?少々不安です。とりあえず今は、この年でまた学生に戻れた幸せをかみしめております。最後に、息子、娘たちよ、お母さんを見習って、もっと勉強しなさい。
 
 講義内容が充実しているのでバベル翻訳大学院に入学を決めました。
松浦佳子(大阪在住)
  松浦さん写真私はアメリカに住んで翻訳通訳派遣会社で働いた事があります。
アドミのお仕事をしながら翻訳後の文章の見直しと校正をさせて頂いておりました。
現在は日本に住んでおり、アメリカから日本に間違って伝えられていることを見る事がよくあります。正したく思い、派遣社員で働く事を辞めて翻訳の仕事をする決意をしました。
徹夜で辞書をくりながら必死で言葉を探して訳していたことが頭に残っています。
翻訳を学ぼうと思った時、偶然バベルの講座項目をインターネットで見つけ実際に仕事をするのに必要な内容が詰まっており、文芸・映像翻訳専攻科で学ぶべき事が網羅されていて嬉しく思い入学を決めました。

納期内に翻訳の仕事を終えるのは難しいです。そのためには実務として訓練が必要です。
ワーキングスカラシップが解決策と思い応募し、合格して第一歩を踏み出しています。

翻訳をして正しく文化を伝える事が自分のやりたい事です。
目標は、映画や文芸書の原文の楽しさを伝えられるようになる事です。
大学院の学位が得られる事もまたバベルを選んだ理由の一つですが、私が翻訳をして活躍をする場は、学位でなく実力が勝負です。どれだけ学べるかにかかっていると思います。

 
 私がバベルに入学した理由
土屋映子(東京在住)
 土屋さん写真 私がバベルに入学を決めたのは、偶然でした。
勤務先の六本木から六本木一丁目駅を利用していたときのこと。
たまたま翻訳の学校を調べていたとき、通勤途中にバベルの学校があることを知り、興味半分で訪問したのです。
そこでたまたま学校に在籍しながら、翻訳の技術も学べ、学費の節約にもなるという、ワーキングスカラシップを知りました。学費の節約もさることながら、翻訳の技術も磨けるという点に、大変感銘を受けたのです。翻訳の仕事を請け負うことも、難しい中で、学びながら翻訳をさせていただけるということは、とても貴重なことであると思います。
また、オンラインで勉強できることも、大きな選択理由でしょう。
フルタイムの仕事を持つ私にとって、定時に授業に出席することは、難しいと考えていました。
バベルならば、自分のスケジュール通りに勉強をすることが可能です。しかし在宅での勉強は、自己を律しなければならず、それなりの厳しさは必要になります。また、遠方からの受講者でも、オンラインならば登校に苦労することもなく、同じ条件下で勉強を進めることができますね。 
今私自身は受講ペースの遅れがありますが、そのような時でも、休学制度を提案していただいたり、 臨機応変にご対応いただけるところも魅力だと思います。 
興味のある方はまず、説明会に足を運んでみられることをお勧めします。
 
 バベル翻訳大学院に入学を決めた理由
パルマー恵理(イギリス在住)
 オンラインで勉強できる学位取得講座を探していた時に、偶然バベルPSTの事を知りました。短期の翻訳コースだけでなく、大学院レベルでの学位と、翻訳というプロフェッショナルな仕事ができるということが魅力的でした。
なぜなら今や欧米の大学院でビジネスや経済の大学院レベルの学位を取得することが当たり前のようになりつつありますが、大学院での経済やビジネスの学位だけで、希望する職種に付けるのはごく限られた人だけです。
しかし最も惹き付けられたのは、やはりオンラインで学べるということです。
現在イギリス在住で、世界各国どこにいてもアクセスできるというのは非常に便利です。さらに自分の時間を有効に使えるということが一番ではないでしょうか?
 イギリスでも有名な大学院やオンライン学習講座が多くありますが、やはり日本語で習得し、その後も仕事に直結しやすい講座というのが大変興味深く、私が当校を選んだ理由です。

ワーキングスカラシップに応募した当時は、ちょうど世界不況のあおりで私もリストラに合い、そんな中もう一度学位のコースを目指してオンラインのコースを探していました。しかし仕事も無くなって経済的余裕が無かったため、もしワーキングスカラシップで合格したら、受講してみようと軽い気持ちで受験しました。スカラシップで合格しても自分が依頼された仕事をちゃんとこなせるかどうかの不安もありましたが、あの時受験しておいて良かったなと思います。
今こうしてお仕事をさせて頂いて今後につなげられるような仕事ができたらと思っています。
私もあの時偶然ネットでこの事を知ったため、今こうしてワーキングスカラシップ生として学んでいるわけです。現在フルタイムで仕事をしているため、依頼されたお仕事全てを引き受けるのは難しいのですが、その辺りも臨機応変に対応して下さり非常に助かっております。
少しでも翻訳に興味のある人はぜひワーキングスカラシップをお薦めします。

 
 
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