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シラバス
講座名称 出版翻訳日英文法―表現篇 (Course No:52064)
コンピテンス区分 エキスパート
履修年次 1、2年次共通
専攻/単位区分 第1専攻/選択
単位数 2
講義回数 16回
プロフェッサー 前田尚作(まえだしょうさく)

<プロフェッサー紹介>
大阪市立大学法学部卒業(1960)。京都大学大学院文学研究科修了・言語学修士(1971)。京都大学大学院言語学博士課程修了(1974)。インディアナ大学大学院言語学修士(1987)。天理大学外国語助教授・准教授(1975-1988)。帝塚山学院大学英文学部教授(1988-2007)。現在帝塚山学院大学にて教職。言語学の大学教育一筋で著書8冊の他、多言語研究論文多数。翻訳言語比較理論の研究の第一人者である。
インストラクター 西宮久雄(にしみやひさお)
東京大学法学部卒業(1984)。沖電気工業株式会社にてマーケティングマネージャーとして勤務(1984-2004)。バベル翻訳大学院文芸映像翻訳専攻修了(2008)。翻訳修士。フリーランストランスレーター、レビューアー、翻訳プロジェクトマネージャー。2008年よりバベル翻訳大学院で遠隔教育に従事。
講義概要 公式化した32個の英訳技法を各章でひとつずつ習得することをめざす。章を追うごとに、日本語と英語それぞれの愛用表現形や発想法の違いがわかる。
講義の目的
(コースオブジェクティブ)
本講座の目的は、英語日本語の小説の原文と訳文の比較を通じて英日翻訳の日英翻訳の表現や発想法の違いを学生に理解体得させることにある。。
講義の学習成果
(ラーニングアウトカム)
本講座を学習した学生は英日翻訳・日英翻訳双方に共通する翻訳を正確且つ流麗に行うことができる。
講義の進行システム 1) テキストを熟読する
2) 講義メモを参照しながら音声講義を聴く。
3) 課題を提出し、各自の習得度を確認する。
4) Q&Aを通じて疑問点を解消する。
配布物(テキスト他) バベルオリジナルテキスト
*本コースのためにプロフェッサーがオリジナル執筆。
コースアウトライン
  履修内容の概要
第1講 尻とり文/前文継承の原則
第2講 導入文/文末焦点化
第3講 焦点化構文:IT分裂文とWHAT分裂文/主語の統一
第4講 トピック主語/焦点主語
第5講 無生物主語/ひとごとスタイル
第6講 名詞愛好(T):動詞や文を名詞で訳す
名詞愛好(U):配列変更や補足による名詞化
第7講 まとめ先行/連体修飾の解体
第8講 仮定法/られる、もらう
第9講 巡行訳/前後文配慮
第10講 知覚主語/一般化のYOU主語
第11講 同一文型の反復/同語反復
第12講 代名詞 'it' の先行詞/つなぎ語句
第13講 対比化/含 意
第14講 ナレーションの視点/文内容均質化
第15講 確信度:強意のDOとボカシ表現/積極表現への転換
第16講 叙述ギャップの補填/変更訳
修了要件 1. 全課題提出
2. 最終試験の評価がB以上
評価 得点
A 85〜100
B 70〜84
C 60〜69
D 50〜59
F 49以下
各講ごとの提出物は、評価シート(評価点数及び評価コメント)と添削(赤字表示)を付してお返しします。

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Revised in September 2016