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シラバス
講座名称 特許翻訳レベルII(英日・日英)医薬分野
コンピテンス区分 エキスパート
履修年次 1、2年次共通
専攻/単位区分 第3専攻/選択
単位数 2
講義回数 16回
プロフェッサー 臼杵 浩志(うすき ひろゆき)

東京農工大学農学部卒業(専門は発酵学)(1964)。中外製薬(株)入社。特許部門にて外国特許出願を15年余担当。更に診断薬研究開発、新薬市販後調査を担当して中外製薬在籍38年(1964-2003)。在日米系ドラッグインフォーメーション協会に勤務(2003-2007)。在勤中、製薬協会その他業界団体の委員を多数歴任。2007年より化学、医薬、バイオのフリーランストランスレーターとして活躍。2009年よりバベル翻訳大学院にて遠隔教育に従事。
講義概要 化学分野、特に医薬品分野の明細書実例を用いて和文英訳、英文和訳をケーススタディーする講座
講座の目的
(コースオブジェクティブ)
本講座の目的は、主として医薬品分野の特許明細書について、特別に考慮された順序にしたがい、ケーススタディを繰り返すことにより、英日・日英両面にわたる医薬翻訳のノウハウとスキルを確立、会得させることにある。
講座の学習成果
(ラーニングアウトカム) 
本講座を修了した学生は、医薬品、化粧品、食品の分野の特許書類の翻訳が正確且つ適切にできるようになると共にこの分野における自身のノウハウとスキルを確立できるようになる。 
講義の進行システム 1) 基本書となるテキストを読む。
2) 音声講義を聴き、テキストと講義メモの内容を理解する。
3) 課題を提出し、各自の習得度を確認する。
4) Q&Aを通じて疑問点を解消する。
配布物(テキスト他) バベルオリジナルテキスト
*本コースのためのプロフェッサーのオリジナル執筆。バベル翻訳大学院著作権保有。
コースアウトライン
 講番号 履修内容の概要
第1講 基礎知識
特許翻訳に必要な知識
第2講 実例研究:食品
鉄強化シリアル <英日>
第3講 実例研究:食品
インスタントコーヒー <英日>
第4講 実例研究:化粧品
美白剤(美白化粧品)<日英>
第5講 実例研究:化粧品
つかない口紅<英日>
第6講 実例研究:医薬
ニコランジル(シグマート:中外製薬)<日英>
第7講 実例研究:医薬
ジアゼパム(バリウム:Roche)<英日>
第8講 実例研究:医薬
ファモチジン(ガスター:山之内製薬)<日英>
第9講 実例研究:医薬
アムロジピン(ノルバスク/ファイザー) <英日>
第10講 実例研究:医薬
ジョサマイシン(山之内製薬)<日英>
第11講 実例研究:医薬
降圧用配合剤(ノバルティス)<英日>
第12講 実例研究:医薬
ヒアルロン酸(スベニール:電気化学工業)<日英>
第13講 実例研究:医薬
リュープロレリン(リュープレン:武田薬品工業)<日英>
第14講 実例研究:医薬
診断薬(PSA:Res.Corp)<英日>
第15講 実例研究:医薬
エリスロポエチン(エスポー:キリンアムジェン)<英日>
第16講 実例研究:医薬
トシリズマブ(アクテムラ:中外製薬)<日英>
修了要件 1. 全課題提出
2. 最終試験の評価がB以上
評価 得点
A 85〜100
B 70〜84
C 60〜69
D 50〜59
F 49以下
各講ごとの提出物は、評価シート(評価点数及び評価コメント)と添削及び解説を付してお返しします。


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Revised in January 2014