藤井建史(ふじい たけし)
フランス語翻訳家
古典新訳『にんじん』の監訳指導中
翻訳を学ぶということは、学校文法の呪縛から少しずつ解放されて、自由でのびやかな筆遣いを獲得するためのプロセスです。
受講生の訳文も、最初のうちはどれも似たり寄ったりなのですが、学習が進むにつれて、それぞれの個性が表れた生きた日本語に変わっていくことには本当に驚くばかりです。
翻訳にたった一つの正解はありません。こう訳すことだって可能なんだというように、表現の幅を広げていく方向で指導していきたいと思っています。
発想を柔軟にして、豊かな日本語を使って表現することの愉しみを、あなたもぜひ体験してください。