HOME > 通信講座(eラーニング) > 文芸翻訳 > 文芸翻訳演習I-(2) フィクション・ノンフィクション

文芸翻訳演習I-(2)フィクション・ノンフィクション 
インターネット通信講座(eラーニング)

学習内容
翻訳英文法をマスターした方が、長文を訳すことに慣れる学習をする講座。
フィクション・ノンフィクションの分野(小説、自伝、エッセイ、コラム、評論、記事など)から幅広いジャンルの教材を翻訳することを通じてそれぞれのソースランゲージ(英語)の文体に合致したターゲットランゲージ(日本語)の表現を習得させることにある。

講師プロフィール
近藤 裕子(こんどう ゆうこ)
聖心女子大学外国語文学科英文学卒業。その後、京都大学経済研究所にて同教授、同客員教授の秘書を勤める。バベル通信教育講座を終了後、同ワークショップのオーディションを経て、翻訳家井上一夫氏に師事。第12回翻訳奨励賞英和部門優秀賞受賞。ノンフィクションを中心に訳書多数。

カリキュラム

第01回 論文 / 課題提出
第02回 短編小説① / 課題提出
第03回 短編小説② / 課題提出
第04回 エッセイ / 課題提出
第05回 短編小説 / 課題提出
第06回 自伝 / 課題提出
第07回 音楽ノンフィクション / 課題提出
第08回 コラム / 課題提出
第09回 エッセイ / 課題提出
第10回 エッセイ / 課題提出
第11回 短編小説① / 課題提出
第12回 短編小説② / 課題提出
第13回 雑誌記事 / 課題提出
第14回 小説 / 課題提出
第15回 エッセイ / 課題提出
第16回 バレエ評論 / 課題提出 


 ※第1回講義を無料で聴講できます!

使用教材

●講義音声
●講義用原文テキスト、サンプル訳、講師訳例
●提出課題


受講方法

(1) 原文テキストを読み、自分の訳を作成する。
(2) サンプル訳をもとに進められる音声講義を聴講する。
(3) 提出課題を提出する(全16回)。 ※後日添削済み答案と評価シートを返却。
(4) 全課題提出後、最終試験を受ける。 
(5) 修了証の発行。


受講料金・受講期間

【講座名】 文芸翻訳演習I-(2) フィクション・ノンフィクション
【講座種類】インターネット通信講座(eラーニング)
【受講期間】開始から12ヶ月以内(期間延長可/早期終了可)随時開始可
 講義の聴講や課題提出は、受講期間内にいつでもご都合のよいときにできます。

【受講料金】
  88,000円(税込) ※初回のみ入学金9,900円(税込)別途

受講申込フォーム


その他

・学習プラットフォーム「Moodle」を使用します。




 本講座は、小説、自伝、エッセイ、コラム、評論など、フィクションとノンフィクションの幅広いジャンルの文章を訳す機会が与えられます。原文の文体に合った表現を適切に選ぶスキルを身につけることを目的としていて、私は自分の得意不得意があぶり出されたと感じました。
 それぞれの課題は特に長い文章ではないですが、どれも全く異なった内容で、色々な文体の引き出しを持っていることを求められます。「ミステリーの冒頭部分は、読者が興味を持つような書き出しを目指す」「エッセイは原文のタッチをそのまま生かす」、このあたりが私は苦手だと分かりました。逆に「原文の場面を思い浮かべながら訳すと、翻訳を読んだ人にもその情景が描ける」ようなフィクションの小説は、割と得意だと気がつきました。翻訳を仕事にするにあたり、自分がやりたいジャンルを持つことはともかく、仕事の幅を広げていくためにも得意不得意を知るのはとても大事ではないでしょうか。
 16回の講義はとてもたくさんあるように感じられるかもしれませんが、ほぼ毎回違うジャンルなので、あっという間に終わってしまいます。そして正解が一つではない翻訳に取り組んでいると、質問がたくさん出てきます。その一つひとつに丁寧に答えてくださったので、学びが深まりました。基礎を習得した後でレベルアップを図るのに最適な講座です。

>>無料体験版はこちら